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クチナシの芋虫

 

館林城の土橋門へと入る道に、クチナシの植栽がある。数年前に、ここから新しい枝を2,3本拝借し、挿し木をしたら、思いのほか簡単に根付いた。それを庭に移植していたのだが、今年は次々に花を咲かせた。

 

私はクチナシの香りが好きで、八重咲の鉢植えを買ったことがある。ところが、期待していたほど匂いがない。調べてみると、八重咲は確かにバラのような花をしていて人気があるようだが、一重にくらべて、匂いはさほど強くないそうだ。

それに、八重は実がならないので、クチナシという名前のイワレを見ることができない。

私が挿し木したのも八重咲だったので、やはり匂いはさほどではなく、実が出来ないのは残念でいる。

 

 

花も終わりの頃、葉っぱが食われているので、消毒しようと思ったら、芋虫がいた。5センチ以上はある。

大きさからみて、庭にアゲハチョウが来るので、その幼虫かと思った。それで、薬を撒かないで放置することにした。

 

だが、アゲハチョウは柑橘系の葉に卵を産むはずだ。他にチョウの幼虫でクチナシを食卓にするものがいるのだろうか。それで思い出したのがオオスカシバだった。

 

オオスカシバはスズメガの仲間で、翅が3センチくらいの太った図体をした蛾だ。翅が透明なのでスカシバの名がある。蛾といっても昼間に花の蜜を求めて飛び回る。私の庭にも来ていたので、名前を調べたりしたので知識があった。

だが、その幼虫については実際を見てなく、どんな形をしてるヤツか、検索の際に確かめなかったのは迂闊だった。

 

そのオオスカシバの幼虫はクチナシを食草にしている。放っておくと、葉を丸裸にするほど食欲旺盛だという。上の画像のように、まさに芋虫型をしている。知らなければ、私のようにチョウの幼虫と思うかもしれない。

殺虫剤を撒いた方が良さそうだが、他に移動したのか、鳥に食われたのか見つからなかった。

author:u-junpei, category:雑記, 21:42
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蚊逃草

 

夏になると、庭に出るのが憂鬱になる。蚊が寄ってくるからだ。

長くいるときは、蚊取り線香を腰にぶら下げたり、蚊除けスプレーの対策をするが、大きな藪蚊が平気で吸血に来る。そう分かっているのに、ほんのちょっとのときは、つい面倒で何もしないで出てしまう。すると、あっという間に数ヶ所は確実にやられ、自分の懲りない甘さが嫌になる。

 

花苗を求めるつもりでホームセンターに行ったら、「蚊逃草(かにげそう)」という名札のついたポットが売られていた。置いておくだけで蚊が逃げていくなんて、こんな便利な植物があるとは知らなかった。

早速購入し、鉢に植え替えて庭に置いた。ところが、蚊は一向に逃げる様子はなく、やはり刺されて痒い思いをした。この原因は鉢の数が足りないのかと思い、増やし方をネットで検索したのだが・・・

 

ネットでは、「蚊連草」とか「蚊嫌草」という名で出ている。これは香りハーブのゼラニウムとシトロネラールの勾配種で、どうやら、私の「蚊逃げ草」はローズゼラニウムという種らしい。  

蚊除けのメカニズムは、葉からでる香り成分が、蚊の二酸化炭素をかぎ分ける能力を失わせ、人間が出す二酸化炭素を分からなくさせ、それで蚊に刺されなくなるということのようだ。

 

しかし、蚊が二酸化炭素発生源に寄って来るというのは、これまでのいわば通説だが、最近、高校生が研究し、蚊の被害にあう原因は、足の裏にいる細菌と判明したようだ。これは学者には目から鱗のようで、学会でも高く評価しているらしい。

だとすれば、蚊逃草といおうと蚊嫌草といおうが、前提になっている蚊の二酸化炭素効力云々自体が、かなりアヤシイということになるのではないか。

どうやら、蚊逃草を増やしたとしても、あまり効果は期待できないかもしれない。

 

それにしても、「蚊連草(かれんそう)」というのが、この植物を指す一般的な和名のようだが、私の目下の関心は、この名前の由来に移っている。

「蚊が連ねる」なのか「蚊を連ねる」なのか、どちらにしても「連」のイメージが分からない。先賢に学ぼうといろいろ検索を試みているが、答えはまだ見つからないでいる。

author:u-junpei, category:雑記, 19:00
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トリの交尾?

 

最近、渡良瀬遊水地に桑の実採りに出かけたことは、このブログで「アメリカシロヒトリ」の画像で紹介した。

そのとき、桑の木にやはり大量に見たのが、繁殖期を迎えている画像の昆虫だった。

 

運良く(?)相手を見つけたのも、そうでないものもいて、自然界のオキテは厳しいものがあるなとか、人も例外ではないなと思いながら写真を撮った。

 

この昆虫はコガネムシで、緑色した金属光沢が美しいが、ガーデナーにとっては根や葉を食い荒らす害虫で、嫌われ者になっている。

♂♀は外見では分からないが、上になっているのが♂だろう。昆虫に限らず、たいていはそうだ。

 

 

そんな昆虫の観察をした後日、館林パークゴルフ場で休憩していたとき、上の画像の様子を眺めていた仲間が、トリが交尾しているようだと言った。

私は鳥が交尾しているのを見たことはないが、そう言われてみると妙に納得できる。クチバシのある頭も体も羽も、ありありとそのように想像できるところが面白い。

 

これは、もともと2本の木で、パークゴルフ場と隣り合うフツウのゴルフ場との境で、2.30mほどの帯状に夏草が繁茂している中に立っている。

 

春先には白い花が咲いていて、ニセアカシアだろうと思っていた木だ。今ではツル性クズが樹木全体を覆ってしまい、樹木にとっては気の毒な状態ではある。

 

河川敷で、誰が植えたわけでもなく、自然に生え大きくなったのだろう。深い下草の中は、ケンケン鳴いている雉の棲み家であったり、イタチがちょろちょろしているのを見たこともある。

まあ、ヘビもいるだろうから、あまり近づきたくはない場所ではある。

author:u-junpei, category:雑記, 19:26
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「アメリカシロヒトリ」と「桑の実」採り

 

渡良瀬遊水地に、桑の実を採りに出かけた。

北エントランスから入り、2車線の直線道路を1.5キロほど行くと、旧谷中村への右折路がある。そこを越えて、さらに真っ直ぐな道路が続く。その1キロほどの両サイドが大きな桑の木の並木になっている。

 

驚いたことに、この桑の木のほとんどがアメリカシロヒトリの幼虫のコロニーになっていた。所々ではなく木全体が巣で白くなっていると言っても大袈裟ではない。しかも、この並木は大木だから、凄まじいという表現がぴったりくる。

 

谷中村入り口の手前では、車道の両サイドにある歩道の草刈を大々的に行っていたが、アメリカシロヒトリの駆除の方が優先されるべきじゃないだろうか。

 

 

桑の木は雌雄異株で、この並木では桑の実がなる雌株は5対1くらいで少ない。フツウはどうなのだろうか。

しかも、アメリカシロヒトリは雌株の方に、より多いように思われた。まさか、アメリカシロヒトリが桑の実を好むとは思えないが・・・ 

 

手を伸ばして採れる範囲内にも巣があるので、けっこう気持ち悪い。でも、わざわざ来たからには少しでも採りたい一心で、端まで往復した。

ここで採れた量が少ないので、次に旧谷中村に行ってみた。

 

ずいぶん前になるが、旧谷中村をぐるぐる歩き回り、田中正造たちが決起したという雷電神社や延命院跡も見に行ったことがある。そこへの細道に若い桑の木が植えてあったのを思い出したからだ。

 

思いのほか桑の木が大きくなっているのに驚いた。なるほど、養蚕に使われなければ、成長の早い桑の木は、あっという間に大木になってしまうのだろう。

ここもアメリカシロヒトリにやられていたが、採取に来た人がなかったのか、ようやく、まとまって採ることができた。桑の実酒を作るには十分な量を確保できたが、もう、こんな状況で桑の実採りはしたくないものだ。

 

だが、これも殺虫剤を撒いていないゆえだろう。考えてみれば、アメリカシロヒトリが大量に生存しているということは、かえって、ここの桑の実が安全である証左かもしれない。

 

それにしても、除草に税金をかけるなら、除虫した方がよっぽど良いように思う。なにしろ、このエントランスは車で入っては来るが、歩く物好きはまずいない。多少草が生えても美観を損ねるくらいだ。

上から、アメリカシロヒトリが降って来るような場所は、あまりに自然すぎる。虫嫌いには、あるいはそうでなくても、アメリカシロヒトリの大発生はおぞましくて、二度と来る気にはならないだろう。

 

ちなみに、最近の子ども達は虫嫌いが多い。それも半端でなく怖がる。ほんの小さな虫が教室を飛んでも大騒ぎしている。蝉なんか怪獣みたいな顔で、私は面白いと思うが、彼等には怖くて、捕まえるどころか見るのもダメらしい。そんな中学生の男の子に、上の桑の実の画像を何の虫か分かるかと言って見せたら、卒倒するかと思うほど嫌がっていた。

author:u-junpei, category:雑記, 22:00
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ラベンダー酒を造る

 

庭のラベンダーにチョウやミツバチがくる。その様子を私は、こんな小さな花にも蜜があるのかと思って眺める。

 

ラベンダーは地植えしてある。元はスーパーで買った一鉢で、当初はプランターに移した。それがプランターでは手狭になるほど増え、庭先に移した。

特に手入れもしないのだが、けっこうな株数になって、虫たちもやってくるというわけだ。

 

花が終わった後の手入れをどうするか調べたら、意外なことに、ラベンダーは夏の蒸し暑さが苦手で、花の咲いているうちから、蒸れないように手入れするのだという。

 

 

刈り取ったラベンダーは、ドライフラワーにでもすればよいだろう。だが、私はラベンダーの香りは好きだが、ポプリの趣味はない。

 

それで思いついたのが、ラベンダー酒。梅酒を造るときと同じように、ホワイトリカーに氷砂糖も十分に入れて漬けてみた。

 

ところが、仕込みが済んだ後になって、ネットでレシピを見たら、氷砂糖は入れず、しかもこれが大事な点だろうが、生のラベンダーではなく、ドライハーブを使うのだという。

 

なるほど、確かに梅酒のようにエキスを抽出するのではなく、花の香りを移すだけだから、氷砂糖をいれる必要はなさそうだ。

ドライハーブを使う理由は、いつでも購入できるという他に、生の花では都合が悪いことがあるのだろうか。もしかして、腐る可能性があるとか・・・でも、それは花に限ったことでもあるまい。

 

まあ、氷砂糖を入れた分だけ、甘ったるい香りのラベンダー酒になるかもしれないが、それもよしとしよう。

author:u-junpei, category:雑記, 17:17
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花菖蒲まつり(館林花菖蒲園=つつじが丘第二公園)

 

テンションの高そうなオバさんたちが、「今年は花が早いね。」と言い合っている。

私もそう思っていただけに、高い声がなんだか耳障りに聞こえる。

 

まだ蕾もあるが、確かに、萎んでいる株も多い。数百種もあるそうだから、早咲き遅咲きと、品種によるのかも知れない。萎んでしまったのは醜く見えるので、いやでも目立つのだ。

花菖蒲まつりの期間は、2日から17日まで。暑い日が続いていたから、もしかしたら2日以前に見頃が来てたかも。

 

それにしても、この様子ではいつまで持つか。

「花摘み娘による花がら摘み」のイベントが今度の土日にあるが、文字通り「花がら」だらけかも。

author:u-junpei, category:雑記, 23:23
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もう「ズル林」とは言わせない!

 

館林は「日本一暑いまち」と言われる。

地元民である私は、それを自慢するわけではないが、こんな暑さはへいちゃらさとヤセ我慢するくらいの気概はある。

 

従来の館林アメダスは、街中にある消防署の駐車場にあった。近くを幹線道路が通り、住宅も密集し、観測地点としてふさわしくないのではないかと言われ、猛暑の記録にも疑惑の目が向けられもした。

ネットの誰かさんは、わざわざ見に来て、「ズル林」という。

しかし、気象庁が設置し公認している場所を、相応しくないとは、そもそもオカシイだろう。

 

まあ、言いたいヤツには言わせておけと余裕をかましていたが、ズルとまでは言われたくない。

その真情は、地元民の共通するところではあると思う。

 

消防署が移転するので、アメダスも館林の西郊にある館林高校のグランドに移転した。場所がふさわしくなかったから移転したわけではない。

6月から運用開始だそうで、設置場所を確認してみようと、久しぶりに母校を訪れた。

 

設置場所は広大なグランドの南東にあった。校舎とグランドの西側には、帯状に広い松林があるから、観測地としては自然環境が良すぎるかも知れない。

だが、これで「ズル林」だというようなヤカラは一掃されるだろう。

author:u-junpei, category:雑記, 20:40
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「そら豆」考

 

ソラマメは「空豆」と書き、豆果が入っている莢が、空(上)を向いているからというのが定説のようだ。

確かに、上の画像を観察したときは、さもありなんとうなづいた。

 

これは、5月12日の状況だが、豆の成長は意外に早く、17日になると下の画像のように横向きになっている。

 

 

この横向きの様子を見て、莢の中に出来ているであろう豆の重さを思うと、重力の法則に逆らう合理的な理由はなく、いずれは莢が下向きになるであろうことは当然に予想できた。

 

 

5月28日には、上の画像のように、莢は下向きになっている。この状態になると、莢の背の筋が黒くなり、収穫期を迎えるそうだ。

私は、2日を待たず、そろそろ採ってもよいのではと心積もりをしていた。

 

 

ところが、真っ黒に変色した莢が見つかった。これは前日にはなかったと思うので、一夜にして出現した感じだ。

病気であることは間違いないようだが、原因とかは分からない。

 

以前から、アブラムシがたかっているのは気付いていたが、もう収穫する予定なので殺虫剤は控えていた。ところが、毛虫も数匹いるのを見つけて思わず動揺し、全面的に病菌予防剤と殺虫剤を噴霧してしまった。

 

 


今採るなら薬なんかを撒くべきではなかったと後悔したが、後の祭り。まだ収穫に早そうなのは残し、初めての自家製ソラマメを収穫した。

薬は、莢をよく洗えば、豆はその中だから大丈夫だろうと思うことにした。

 

 

レシピを検索すると、包丁で豆に切り口をいれて、2分ほど塩茹でにするというので、その通りにしてみた。

切り口は、豆の尻にある黒い部分に入れるというのと、その反対側にというのと両説ある。切り口は塩加減がしみこむように入れるのだが、皮をむく手間がなく、中身をつるっと押し出せるのは後者のようだ。

 

ソラマメが茹で上がったのを見て、ソラマメが「空豆」である理由を改めて考えてみた。

空豆の莢は、確かに当初は上向きになっている。

だが、成長は早く、莢ができて2週間もすると、莢は重力に逆らわず下向きに変わる。こうなると、まもなく収穫期を迎える。それなのに、当初の様子から、いつまでも「空豆」はおかしくはなかろうか。

 

それに、ソラマメの栽培者は、むしろ収穫時の様子、あるいは、莢の中の豆自体を見て、その特徴を踏まえて命名するのではなかろうか。

上向き説はネットで検索する限りでは定説のようだが、上のように観察した状況を見ると大いに疑問だ。

そこで、私は次のような仮説を立ててみた。

 

ソラマメの収穫期は今時の、そろそろ梅雨に入る頃だ。雨の最中には収穫はしないだろうから、梅雨に入る前か梅雨の晴れ間に収穫するのがフツウだろう。

さらに、莢の中の豆の色は薄いブルーがかった色をしていて、はっきりしない梅雨時の空の色に似ている。

そこで、私は「空豆」の名前の由来は、「梅雨空豆」がもともとではなかったかと考えた。それを短くして、「空豆」と言うようになった・・・。

author:u-junpei, category:雑記, 20:40
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落花生の「お昼寝運動」

 

落下生の葉は、夜になると葉が合掌するように閉じる。これを「就眠運動」という。上の画像がそれで、午前0時48分に撮影したもの。

 

このメカニズムや理由について、学者や専門家は研究しているのだろうが、少なくとも理由については「虫の食害から身を守る」とか仮説の域をでない。

そういう理由なら、どんな植物の葉も同じような行動(?)をとるだろう。

真実は落花生に聞いてみればよかろうが、今のところ、我々人間は落花生とコミュニケーションを取る手段を持ち合わせていない。

 

 

上の画像は、午前8時03分に撮影したもの。葉は朝の日差しを受け完全に開いている。葉が開くのは、光合成のために日光を受ける面積を大きくしているのだと説明される。これは合理的かつ常識的な説明で、誰でも納得できると思う。

 

だが、下の画像はどうだろう。

 

 

これは、午後2時51分に撮影したもの。一日のうちで、気温が一番高くなる頃だ。

 

葉の閉じ方は就眠運動ほど顕著ではないが、やや合掌しかけているのが分かる。

私はこの状況をつぶさに観察しているワケではない。ここ数日間、この様子を見ていて、まず病気を疑った。

 

だが、上の現象は日中の一時的な時間内に見られるようだ。また、病気ではない証拠に、葉は元の開いた状態に戻る。その時の気温や湿度とかが関係するかも知れないが、それを詳しく調べたら面白いことが分かるかも・・・。

 

私は家庭菜園を楽しむ人だけの素人であるから、最初は「落花生は日中に葉を閉じる性質がある」と単純に考えた。それでネットで調べてみて、初めて落花生が「就眠運動」をすることを知ったくらいだ。

落花生の「就眠運動」を記載したサイトは、おそらく全てが「夜間の就眠」についてだった。

夜中に観察するくらい熱心なら、日中についても観察しているだろうにと、自分のことは棚にあげたのだが・・・

 

もしかして、私の育てている落花生のみが特別なのだろうか。あるいは、館林のような暑い地域でのみ起こる現象なのか。または、日差し+暑さ+αがあると起こるのか。

 

これは落花生自身に尋ねてみないと分からないが、私はとりあえずこの現象を「お昼寝運動」と名付けてみた。私自身もそうだが、そんな時間でもある。

author:u-junpei, category:雑記, 20:20
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カラスノエンドウとスズメノエンドウの名前

 

上の画像は、カラスノエンドウの花。大きさは15mmくらい。小さいながらも、マメ科らしい蝶形花が可愛い。

花の根元に蜜腺があって、画像でも、アリが寄ってきている。

 

 

花の後に種のつまった莢ができた。この中の種を取り出して笛が作れる。それで、カラスノエンドウをピーピー豆というそうだ。

これはユーチューブに紹介されていて、昔の子どもは皆んな鳴らせたと言っている。私は昔の子どもではあるが、そもそもピーピー豆と言うことさえ知らなかった。

 

カラスノエンドウは和名でヤハズエンドウという。漢字で「矢筈豌豆」と書くが、小葉の先が少しへこんでいて、弓矢の矢筈の形に似ているからだという。花の先が矢筈に似ているからというサイトを見たが、おそらく、単純な入力ミスか勘違いだろう。

 

 

莢はやがて真っ黒になる。これが弾けて種が散るときに、ピチピチという音がするそうだ。黒い莢がたくさんある場所なら、音を聞く確率も高いだろう。

だが、我が家では、ほんの少し生えてるくらいなので、弾けるのを待ち続けて音を観測するわけにはいかない。

 

さて、本題だが、カラスノエンドウとスズメノエンドウの名は、カラスとスズメの大きさの違いから付けられたのだという。この説では、命名が同時進行ということになろう。

 

私の考えでは違う。二つの似ている植物の大きさ比べ以前に、カラスノエンドウの莢が黒くなったのを見て、「烏野豌豆」という名が付けらたのだと思う。

次に、スズメノエンドウを見て、カラスノエンドウより花も葉も小さいから、「雀野豌豆」と名を付けたのではないか。つまりはカラスノエンドウ先行説とでも言おうか。

 

さらに、「野豌豆」は『野原にある豌豆』という意味のように思える。だが、野豌豆は中国に由来してようだから、違う意味があるのかもしれない。

ちなみに、私は「烏の豌豆」だとばかり思っていた。

 

カラスやスズメの名が冠せられた植物は他にもある。例えば「カラズムギ」や「カラスノゴマ」は、『烏が食べる麦』や『烏が食べる胡麻』ということだそうだ。それにしても、なぜカラスなのだろう。他の鳥でもよさそうだが…。

 

たとえば、「ハトムギ」がある。これは「鳩麦」だが、種子はムギというよりトウモロコシのように丸い粒で、それと鳩がどう関係するのだろうか。

 

他方、スズメでは「スズメヒエ」がある。『雀が食べる稗』だからというが、これも雀でなくても良さそうだ。「カラスヒエ」でもかまわないだろうに…。

 

「スズメノカタビラ」は、小さな花の穂を雀の着る帷子にたとえたものだそうだ。

まあ、いにしえの清少納言も、「雀の子」を小さくて可愛いものの代表に挙げていたくらいだから、植物名にスズメを付けたくなるのは分かるような気がする。

author:u-junpei, category:雑記, 20:20
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