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思い込み=先入観

 

以前、上の画像は「ラッパおじさん」というタイトルで取り上げたことがある。

 

http://blog.kiriume.com/?eid=1222777

 

実は、上の記事を書いた2012年当時も、それより数年前も、以後何度もこの像を見ていたが、私はとんだ思い込みをしていたことに、最近になって気がついた。

それが下の画像。

 

 

この彫刻は「プリーズ・リクエスト」というのが正式な名称であるが、私は、その題名や手に持っている楽器の詳細さに注意が行き、彼が上半身裸であることには全く気付いていなかった。

太っちょな黒人で、ズボンを肩ベルトで吊るほど腹が出てるなとか、自分のと比較してどうかなどと余計なことを考えていたくらいだった。

 

よく見れば、ちゃんとヘソがある。

 

屋外のベンチで楽器を演奏するなら、半そでのT-シャツであろうと、あるいは下着であろうと、何かは身に着けているだろうという、勝手な思い込みがあった。

 

この思い込みはどうやって出てきたのだろう。思い込み=先入観だとすれば、これまでに受けてきた教育とか、あるいは思想とかが影響してるだろうとは察しがつく。

そう考えると、大袈裟に言えば、先入観を持って見てるというのは、見えてるものも見えなくなるという恐ろしさがあろう。例えば、サックス→ジャズ→黒人だと思ったのだろうが、そうでないかもしれないのだ。

 

最近、日韓関係がギクシャクし始めているが、そこには先入観が支配し・・・なんて思うのは飛躍し過ぎであろうか。

author:u-junpei, category:雑記, 22:44
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モグラハンター

 

飼い猫がモグラをとって来た。どこで捕まえたのか分からないが、彼女が自慢げに庭に持って来たときは既に死んでいた。

せっかくだがら、よく観察させてもらった。

 

円柱形の体型で丸々と太っていて、食に困っていなかったようだ。後足に比べ、前足が異常に大きい。前足の指は5本で鋭い大きな爪がある。地中にトンネルを掘るために発達したのだろう。目はどこにあるのか分からないほど退化しているようだ。突き出た鼻の下に口があるが、こじ開けてまで見たいとは思わないので、どのような歯なのかは確かめなかった。

 

モグラは漢字で土竜だが、もともとはミミズを意味していたそうだ。それが漢字の誤用でモグラの当て字になってしまったらしい。

だが、モグラの骨格標本を見ると、まさに小さな恐竜のようだ。もしかしたら、誤用だとする説自体が間違っているかも知れない。昔の人が、モグラを地中に棲む竜だと思ったとしても不思議ではあるまい。

ちなみに、ミミズは漢方薬になり、地竜という名もあるようだ。

 

モグラはあちこち掘るので、農地やゴルフ場ではもっぱら害獣でしかないが、絶滅危惧種もあるので捕獲には許可がいるという。忌避剤や音波を利用する器具とか市販されているようだが、猫を飼うという手もあるかもしれない。

author:u-junpei, category:雑記, 23:00
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「野菊の墓」の野菊とは?

 

伊藤左千夫「野菊の墓」に出てくる野菊は、「ノギク」という名の菊はないので、物好きたちの従来の検証では、いわゆる野菊であるカントウヨメナ『関東嫁菜)・ユウガギク(柚香菊)・ノコンギク(野紺菊)に集約されているようだ。

ところが、これらの「野菊」は皆同じようで、どこが違うのだというほど良く似ている。

 

従来の分類では、カントウヨメナやユウガギクはキク科ヨメナ属、ノコンギクはキク科シオン属に分類されていたが、最近のAPG分類靴任蓮△い鼎譴皀轡ン属に分類されているという。

ネットで、これらの花の画像を見比べても、個体差や地域差があるのか、いろいろな画像があり混乱してしまう。区別方法は、葉がどうの、冠毛がどうのと、いろいろ言われているが、ちゃんと間違いなく判別するには、どうやらシロウトには難しいようだ。

 

そこで、学問的にはともかく、小説の設定に沿って判定することになろう。最初に野菊が出てくるのは次のような場面で、正夫が道端に咲いている野菊を採る。

 

『・・・両側の田についているところは露にしとしとに濡れて、野菊がよろよろと咲いている・・・』

 

つまりは、この野菊は湿性地に咲いていることを理由に、その適性があるカントウヨメナやユウガギクだとする者が多い。

 

ところが、私は、むしろ乾いた土地に適性があるという、ノコンギクであるような気がしてならない。

理由は二つある。

まず、正夫は民子を『野菊のような人だ』としているが、その民子は次のように描写されている。

 

『真に民子は野菊のような児であった。民子は全くの田舎ではあったが、決して粗野ではなかった。可憐で優しくて、そうして品格があった。厭味とか憎気とかという所は爪の垢ほどもなかった。どう見ても野菊の風だった。』

 

ここでは、「品格」という言葉に注目したい。少なくとも『・・・よろよろと咲いている』イメージではない。「よろよろ」と表現したのは、朝露に濡れていたからだと思われる。

 

次に、物語の最後のシーンは民子の墓だが、その墓は民子の家の裏門を出て、向かった松林の片すみの「雑木の森」にある。

いわば、山すそのような高台の場所にあるように思われ、少なくとも湿地ではなかろう。

正夫は墓のある周りを見渡し、踏まれたような野菊が咲いていることを知る。そして、7日間通い、その野菊を民子の墓の周囲一面に植える。

 

これらの状況を検証すると、カントウヨメナやユウガギクではなく、山野に広く適性があるノコンギクが相応しく思われる。「野にあって紺色をした菊」という意味だが、私は他の野菊以上に可憐な品格を感じる。

 

上の画像は、我が家に咲いていたもので、私は今年初めて確認した。

これまでは、この菊の前には通りに面して、夏以来オシロイバナ(夕化粧)が茂り、植え込みに山茶花の下枝も這っていたので、その奥に菊が生えているさえ知らなかった。

西日しか当たらないせいか、背丈が低く花も5,6個くらいしか咲いていないが、細長い花弁の紫色は、はっとするほど美しい。

 

私は、この菊の花を見たときに、なぜか「野菊の墓」を思い出した。改めて読んでみると、正夫15歳と民子17歳の青春が胸に迫ってきて、思わずこみあげるものがあった。

時代を越えても、若いというのは良いものだ。たとえ、それがほろ苦いものであったも・・・

 

ちなみに、私は画像の菊を、ノコンギクと同定している。自然に生えた野菊ではなく、花弁が長いので栽培種かもしれない。

author:u-junpei, category:雑記, 20:30
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出来過ぎた話「モズの生贄」

 

前回、『モズの生贄』の話を書いた。

すると、今日の午後、教室にきてみると、カマキリの死骸のあった鉢植えバラのほぼ同じ場所に、アマガエルとおぼしきカエルが刺されていた。

これはモズの仕業だろうか。それとも、人為的に行われたのだろうか。

モズによるものだとすると、とてつもなく変な感じがする。私は前回カマキリについては、モズの生贄説を否定していたからだ。

 

人為的なものだとすると、このカエルの乾燥具合の様子では、この一両日中に行われたように思われる。仮に前からあったとしたら、カマキリの画像を撮ったときなどに気づかないわけがない。

 

すると、塾生とか教室関係者の行為だろうか。

近頃の生徒は、教室に入ってきた小さな虫でさえ大騒ぎする。カエルも入ってくるが、平気でつかめる子はまずいない。さらに、カエルを捕まえてきて、バラの枝に刺す行為が可能である子は、少なくとも現役の塾生には皆無と言ってよい。

私自身はカエルは平気だが、モズの生贄を真似してみるなどという感性は持ち合わせていない。むろん、ブログにあげるためになどという、ヤラセなことは考えたこともない。

 

その他に考えられる者は、『モズの生贄を見たことがない』という私のブログをみて、では教えてやろうじゃないかという好意者(?)の存在だろう。

だが、これには私のブログを読み、かつ、教室まで簡単にこられる地域にいて、この季節になっても、カエルを捕まえられる環境にいる者という限定がつくだろう。

だが、この行為を好意と受け止めるには、私自身はかなりムリをしなくてはならない。それに今どき、こんなヒマ人がいるのだろうか・・・

 

それゆえ、私は、このカエルの生贄は、限りなく人為説ではあるのだが、その対象者が思い浮かばないので、モズの仕業も逆説的にあるのではないかと思い始めてはいる。

 

     怪しさや百舌鳥の生け贄刺し蛙    嘆潤子

author:u-junpei, category:雑記, 16:44
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藤の実

 

藤棚にたくさんの藤の実の莢がぶら下がっている。形はソラマメの莢によく似ている。

ということは、中にある実も、食べられるだろうと思った。

ちなみに、藤もマメ科の植物。

 

 

黒い方が完熟した莢だが、そうでないものも、手で折ることが出来ないほど堅い。

もしかしたら、食にするには遅いのかも。

 

 

ナイフで切り開いてみると、黒くなった莢の中身は固く萎れていて、とても食べられる代物ではなかった。

上の画像は、青い方のもので、マーブルチョコくらいの大きさと形をしている。ソラマメの形を予想していたので意外だった。

 

まだ食べられそうなので、炒って試食。

味は・・・まあ、豆の味がする。不味くはないが美味くもない。酒のツマミにと密かな期待をしたが、これなら冷凍の枝豆のほうが良い。

 

調べてみると、藤の実は食べられはするが、有毒でもあるようだ。

たとえば、銀杏はたくさん食べると、小さな子どもなら死ぬほどの毒性がある。だが、藤の実はそれほどでもないらしい。大人なら、腹痛や下痢になるくらいだという。

 

私は、数粒食ったくらいだから、まず大丈夫だろうが・・・心なしか下腹が。

author:u-junpei, category:雑記, 20:30
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「タラの実」酒

 

先月中旬にタラの木に実が生っているのを、ブログに取り上げた。今になり、この後すぐに実を採取していればよかったと後悔した。

実は最初見たときより縮んでしまったのか、3ミリほどの大きさしかなく、1つ1つもぐのが面倒だ。

 

そしてなにより、洗って水分を乾かしていたら、もぞもぞ動く実がある。何だろうと良く見ると、木綿糸くらいの太さで、3,4mmくらいの白い虫がいる。それを5,6匹は取ったが、実の中に潜んでいるヤツは、他にもまだ確実にいるだろう。

 

 

よっぽど、果実酒にするのはあきらめて、捨ててしまおうかと思った。だが、タラの実の果実酒は初体験で、そちらの興味のほうが勝った。

 

まあ、この程度の虫なら、35度の焼酎に漬かっていたら融けてしまうだろうし、小さなハエか何かの蛆虫だろうから、人体に害はない・・・と思う。

他人に飲ませるときは、黙っていよう。

author:u-junpei, category:雑記, 18:00
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クモが逆さでいるワケ(その2)

 

以前、クモが網の中央で逆さになっいる理由を考察したことがある。

 

http://blog.kiriume.com/?eid=1223350

 

読み返してみると、もっともなことを書いている。

だが、真実のワケは、よりシンプルで、もっと当たり前なことかも知れない。

 

結論を言えば、クモが逆さでいる理由は、地球の『重力』のせいだろう。

 

それゆえ、いかに体重の軽いクモといえども、網の上方に移動するより、下方に移動する方がラクチンだ。

獲物が網に掛かったときの移動スピードも、当然ながら、下方移動の方が速い。

 

したがって、画像のジョロウグモが作る円形の網も、真円ではなく、やや下膨れのように下方が大きくなっている。その結果、彼女がいる円の中心は、網全体からみれば上方に位置している。

つまり、彼女は網の下方に獲物が掛かることを、あらかじめ想定して網を張っているのだ。それゆえ、獲物を待つには、最初から頭を下向きにしているのが合理的なのだ・・・仮説です。

author:u-junpei, category:雑記, 19:19
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気の毒な? 柿

 

私は今年は隣組の班長で、市の広報を配っていた際に発見!

ブロック塀の飾り穴の中で、大きくなった柿の実。狭い穴で扁平に変形しまっている。

木にたくさん生っている他の実をみると、百目柿のようだ。

 

こんな状態になってしまい、柿の実自身にとっては、気の毒と言うべきか、大きくなれてよかったと言うべきか・・・

かなりの偶然が重ならないと、このような珍現象は起きなかったはずで、その意味では、幸運と呼ぶべきだろうか。

 

以前、人工的に四角くした西瓜を見たことがある。縁起物で売られるというが、柿も同じように変形できるかも知れない。

案外と、高く売れたりして・・・

未見聞であるが、世の中広いから、既にそんな試みをした人がいるかも。

author:u-junpei, category:雑記, 19:19
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落花生

 

落花生の就眠運動についてブログに書いた。

http://blog.kiriume.com/?eid=1223475

その後、黄色い小さな花が咲いたところまでは観察していた。

 

その花から糸(子房柄)が垂れて地中にもぐり、そこで結実していわゆる落花生ができる。ちゃんと出来ているかどうかは、外見ではもちろん分からない。

 

それを確かめるには、手引書では一部を掘って見るとあるが、私はほんの数株しか作ってないので、それをやっていたらなくなってしまう。

それで、葉が黄ばんできたら、たぶん出来ているだろうと放っていた。

 

もとより、落花生に適した地質ではなく、多くは期待できないと覚悟のうえであったが、塩茹でを楽しめる程度には収穫できたのは幸いだった。

author:u-junpei, category:雑記, 19:19
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タイワンホトトギス

 

今、我が家で盛りを迎えている花は、画像のタイワンホトトギス。台湾が自生地なので、杜鵑(ホトトギス)の名に台湾が冠されている。

日本にはいつごろ入ってきたのだろう。ネットで探したが、ざっと見る限りでは、これに触れているサイトは見つからなかった。

 

タイワンホトトギスも、十種はあるという日本固有種のホトトギスも、ユリ科に属している。

検索していたら、日本種のホトトギスにヤマジノホトトギスというのがあるが、これをミソハギ科としているサイトがあった。他はすべてユリ科としているので、おそらく間違いだろう。APG分類に触れているサイトもなかっので、ホトトギスの種類はすべてユリ科で良いのだろう。

 

ホトトギスの名前は、鳥のホトトギスの胸毛模様と似ているところから来ているという。だが、その鳥ホトトギスにある縞模様を見ても、似ているというほどでもなく、その由来はなんだかアヤシク思われる。それに、台湾ではタイワンホトトギスと呼んではいないだろう。

 

まあ、これは画像のタイワンホトトギスに、日本的ではないドキツサを見てしまうからであって、日本固有種の中には、もう少し控えめなのがあるのかも知れない。

 

あえて自説を言えば、正岡子規が鳥ホトトギスを表す「子規」を俳号に使ったのは、子規=肺結核との結びつきだった。血を吐けば、花ホトトギスの色合いになるかも知れない。

 

ホトトギスの英語名は、toad lily だそうだ。toadは「ヒキガエル・ガマ」、lilyは「ユリ」だから、模様感覚でいえば、むしろこちらのほうが真実をついているかもしれない。

 

ちなみに、花言葉には「秘めた意志」や「永遠にあなたのもの」とある。夏から秋と長く咲いているからという説明がなされていたが、なんだかこれもアヤシイ。私のところでは、咲きだしたのはついこの間だった。だが、あえて異論を唱えるつもりはない。

 

            血を吐いて西日に咲けりホトトギス    嘆潤子

author:u-junpei, category:雑記, 23:32
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