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風呂巡り 「伊香保温泉・石段の湯」

 

伊香保に久しぶりに来たら、石段下の駐車場が有料になっていた。

車の下にある車止めが自動で上がる仕組みになっている。私はこの方式は未経験で、2時間500円は高いなあと思ったのだが、幸いにもというか、満杯で、なかなか空きになりそうもない。

 

少し歩くが、係員のいる大きな駐車場に停めた。石段から離れているせいか、こちらは300円だった。

ところが、歩いて来ると石段街に入るところに、「関所」見学と「石段の湯」利用者専用の無料の駐車場があった。台数は少ないようだが、次回はケチってみようと思う。

 

「石段の湯」は、場所が階段脇にある建物だから浴場は小さい。露天風呂もない。だが、温泉は本物で「黄金の湯」というらしい。薄い茶褐色をしている。

入浴料410円。小銭の10円がなかったので、ちょいとシャクになった。

 

温泉は湯船の壁にある『ライオン』の口から出ている。これが私には『カエル』の顔に見えてしまう。顔をなでながら、誰にも分からないようにニヤついた。

 

口の回りに小さなボツボツの突起が密集してある。鍾乳石を作るのと同じような原理で、温泉にカルシウム分があるのだろう。

試しに少し含んでみたが、特別な味はしなかった。

 

 

「石段の湯」の真向かいに、小さな店がコンニャク玉の串を売っている。100円。

この値段設定が、絶妙な気がする。「石段の湯」の靴箱は100円を入れて鍵をかける仕組みだが、開けると返却されるようになっている。

すると、儲かったような気がして出ると、売店が直ぐ目に入るので、一串買おうかなって・・・私は買ってしまった。ショウユ味で煮込んだ、お団子のようなコンニャクが3個串に刺してある。

 

これを食いながら眺めた、石段からの景色がいい。

左は小野子山(1208m)、右は子持山(1296m)。上の画像では見えないが、左の奥に、谷川岳など上越の山々が真っ白になっていた。

author:u-junpei, category:風呂巡り, 23:23
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風呂巡り 「思川温泉」


筑波の宝篋山に登った帰り、小山に回り、思川温泉に寄った。
夏だったら、下山後の車で1時間ほどは、汗臭くてやりきれないが、今の季節なら大丈夫。



展望が良いとは聞いていたが、期待した以上だった。内風呂からも見えるが、露天風呂から遮るものがない思川の大パノラマが広がっている。この景観は、私が経験した中では、確実に3本指に入るだろう。

正面奥から下ってくる思川が、目の前で右岸方向に大きく蛇行する風景は、ずっと眺めていても飽きがこない。回りに人家もなく、河原に人影もない風景なので、ハダカ姿で見ていても恥ずかしいことはない。
今の季節は水量は少ないのだろうが、去年の大水のときはさぞかし迫力ある流れであったろうと思われた。

湯温は私には少し温めだった。山帰りの汗流しではせわしなかったが、今度はゆっくりと温まってみたい。
ちなみに、彼岸の日曜夕方で混んでいたが、ふだんはそれほどでもないらしい。土日祝大人料金900円。
author:u-junpei, category:風呂巡り, 18:31
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風呂巡り 「ばんどうの湯」


「ばんどうの湯」は北橘温泉といい、北橘村(ほっきつむら 合併により渋川市)にある公共の日帰り温泉施設。
ごく薄く緑色した湯は、少ししょっぱいナトリウム・カルシウム・塩化物温泉で、加温も加水もしていないという。私には露天風呂の方はちょっと温めに感じたが、内湯はちょうど良い湯温だった。

施設は赤城山のなだらかな裾野が、利根川に落ちていく高台(城山)にあって、かつては箱田城があったところだという。
したがって、風呂からの眺めがすこぶる良い。渋川から前橋、高崎方面が広がっていて、夜景の良さが想像され、今度はその時間に訪れてみたいものだと思った。

週ごとに男湯と女湯が入れ替わりになるのだそうで、それぞれ「春風」と「彩雲」という。今回の私は「春風」に入ったのだが、パンフレットを見ると、「彩雲」の方が露天風呂からの眺めがもっとよさそうだ。

男女の露天風呂の仕切りのところに大きな水車が回っている。雄大な自然風景の中ではいかにもとって付けたような人工物に見えるガ、私はこういうヤラセが嫌いではない。
そのそばに打たせ湯があって、いったんそのポジッションを取った人がなかなか交代しないのも、水車が回るのを見ながら湯に打たれて退屈しないこともあるからかもしれない。
わたしは、辛抱よく交代を待って、ようやく打たせ湯に打たれたのではあるが、帰り時間を考えてゆっくりしておられなかったのは残念。

ちなみに「ばんどう」は「坂東」のこと。施設を紹介するサイトを見ると、施設近くの利根川に架かっている「阪東橋」などの地名から来ているとあった。
まあ、その通りなのだろうが、坂東は足柄坂・碓氷坂より東というところから来ていて、いわば「関東」を指している。坂東武者とか坂東33観音札所や坂東太郎(利根川の異名)というのは、まさにそういうことだ。

もちろん、施設の名前にケチをつけるつもりなど毛頭ない。入館料300円には嬉しかったし、シャンプーもちゃんと備えられている。カランのお湯がコックひねりで出放題なのも良かった。
だだ、貴重品を持って入ったときに、コインロッカーの設備が少ないのは問題かも。どうやら、ここでは湯籠方式がフツウで、これはたくさん用意されている。
私の場合はコイン式が全部ふさがっていてどうしたものかと思っていたら、湯上りの人が、さっと衣類を全部ロッカーから湯籠に移してくれた。そのロッカーが7番でラッキーでもあったが、そんなふうに気配りできる何気ない行為は、たいへんイキな感じがして、私もマネたいものだと思った。
author:u-junpei, category:風呂巡り, 16:21
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風呂巡り 「四季の湯温泉」


武蔵丘陵森林公園の帰り、日帰り温泉に寄ろうとナビで検索した。露天風呂の規模が首都圏最大級を誇るという温泉が、熊谷市郊外のホテル・ヘリテイジにある「四季の湯温泉」で、他より入浴料が高めだがそこに決めた。四季と書いて「とき」と読ませている。

以前、秩父の「美の山」にある日帰り温泉に入ったが、確かこのホテルと同じような名の宿泊施設だった。そのとき、受付嬢にヘリテイジの意味を聞いたのを覚えている。
それで、経営が同じかどうか聞こうと思っていたのだが、どこかに財布を落としたとボケて大変あわてたので、その件はすっかり忘れてしまった。

弱アルカリ性の塩化物ナトリウム泉だという泉質はとてもいい。肌がスベスベするというよりヌルヌルするような感じだ。しかしながら、期待の露天風呂はがっかりした。首都圏最大級というのは、男湯の露天風呂の更に奥にある混浴の露天風呂だったようで、そこに入るには水着着用になっている。水着を着てまでして温泉に入るのは、たとえ混浴でも私はゴメンこうむる。

おそらく、家族で来ている連中が混浴を楽しむのだろうが、入浴に水着を着るのは変だと思わないのだろうか。家族で入りたい向きに施設側が応えたいなら、家族風呂を用意すれば足りるではないか!

この大露天風呂には滝があり、その上部だけが男湯の露天から見えるのだが、どんな風情になっているのか確かめようがないのが、まことに残念だった。
author:u-junpei, category:風呂巡り, 18:18
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風呂巡り 「砦乃湯」


山帰りに温泉に寄るのが楽しみで事前に調べる。最近は主従を逆にして、温泉に入るために山に登ると宗旨替えしようと思うくらいだ。

上増田温泉「砦乃湯」は安中石尊山の帰りに行った。県道33号渋川松井田線で、安中市北部の山懐にある個人経営の日帰り温泉だ。施設の近くに木馬瀬(ちませ)の福寿草群生地がある。私がこの温泉を知ったのも、石尊山を調べていて、安中市に福寿草の群生地があることを知り、それを検索中だった。
この温泉は、源泉掛け流しで秘境の趣きもあるということで、ネットの口コミは上々で、私は「砦乃湯」という名前も気になった。

私は、立ち寄る温泉に露天風呂を必要条件とまでは言わないが、ないよりはあったほうがいい。しかし、その露天風呂が最悪だと、温泉自体への評価はぐっと下がる。今回の砦乃湯がそれで事前調査不足だった。

内湯は丁度よい湯温だったし、これぞ温泉だと思ったのだが、露天風呂の湯があまりにもぬるくて入っていられなかった。長湯したらあったまるどころか、腹が冷えてしまうくらいなのだ。樋があって打たせ湯のように落ちるようになっているが、湯量が少なく、源泉掛け流しという雰囲気には程遠い。おそらく加温を控えめにしているのだろうが、この日は他に客もあまりいないようだったし、管理不足かも知れない。
まあ、ヌル湯がお好きな方もいるだろうし、個人的見解ということで・・・^^;

こんなわけで、ちょいと期待はずれで不満が残り、受付にいた爺さん、ここの主人だろうが、気さくに「砦」のイワレを聞きそびれてしまった。施設のパンフをもらって来たが、これには一言もない。改めてネットを検索したが、名前の由来には誰も触れていないようだ。そんなのはどうでもいいことなんだろうか?

ちなみに、パンフには定休日が第1・第3水曜日とある。施設の玄関の戸には、『土・日・月曜営業』という張り紙があった。3日間しかやってないのかと不審に思ったくらいなので、見間違いではないと思うが、もし行くとしたら、確認された方が良いだろう。
author:u-junpei, category:風呂巡り, 21:00
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風呂巡り 「いこいの村 美の山」


山歩きの下山後、近くのお風呂で、できれば「温泉」で汗を流すのは快感だ。むしろ、そのためにハイキングしてもよいとさえ思う。

先日の宝登山では、『いこいの村 美の山』に行った。皆野町から「美の山公園」へ行く観光道路を大分上がったところにある。
2Fにある展望風呂がウリで、大きな浴槽があるだけだが、前面ガラスの向こうに、長瀞の山なみが見える趣向になっている。温泉ということだが、熊谷方面から運んで来ているようだ。

この日は、私達の他に入浴客はおらず、まさに貸切風呂だったのは良かった。まだ道路が凍っているところがあったりして、この時期は敬遠されているのかも。

ここには、秩父鉄道の親鼻駅から「美の山公園」を越えて和銅黒谷駅に至るハイキングコースがある。山頂からの展望も良いというので、桜の季節に歩いてみようと思っている。
author:u-junpei, category:風呂巡り, 23:23
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風呂巡り 「粕川温泉元気ランド」


粕川村(現在は前橋市)の粕川温泉元気ランドは、公営の日帰り温泉施設の中で、もっともお気に入りの1つだ。
源泉が異なる2つの温泉がある。「ささらの湯」と「みはらしの湯」という2つの内湯になっている。「みはらしの湯」は、当地の北方5キロの中ノ沢温泉からの引き湯で、泉質は単純泉。「ささらの湯」は当地の地下1500mから湧いているアルカリ単純泉だそうだ。



私が気に入っている理由は、露天風呂にある。巨石が配置されていて趣もあるが、湯量が上の画像のように豊富なことだ。

以前は掛け流しで、トップ画像の岩積みの上から、ザアザアと滝のように放流されていた。それがなくなっているのを見ると、循環式に変えたのかもしれない。それでも湯量が多いから清潔感がある。 

ただ残念ながら露天風呂は南側にあるので、赤城の山は見えない。背伸びすると、あるいは石の上にでも立ってだろうか、前橋の夜景が見えるというサイトがあったが、果たしてどうなんだろう。私は数度来ているが、いつも昼間なので見ていない^^;
author:u-junpei, category:風呂巡り, 09:15
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風呂巡り 「やしおの湯」


2003年5月、日光の鳴虫山(1104m)に登った。ヤシオツツジの季節ということで、山頂にはハイカーが多かった。下山路を合峰(1084m)から銭形不動へ出た。これはサブコースなのだが、あれほど多くのハイカーで賑わっていたのが、 まるでウソのように、一人っ子いない山道だった。私は単独行だったので、多少の不安と独り占めする満足の入り混じった、思い出深いお山歩になった。
化け地蔵で知られた憾満ヶ淵に出ると、さすがに多くの観光客がいて、私もその中の一人になって観光気分で見て歩いたものだ。

この時の山行は、車ではなく、東武日光線の電車を利用した。適当な駐車場がガイドブックで分からず、電車の方が煩わしくないと思ったからだ。そのマイナスもあって、温泉で汗を流す楽しみを省略した。この場合は「やしおの湯」だった。
それゆえ、日帰り温泉の日光市営「やしおの湯」入湯は、それから11年ぶりの念願がかなったということになる^^;

入場料510円。半端なのは8%の消費税に変わったからだろう。細長い長方形の内風呂と大きな石を配した露天風呂がある。洗い場が少ないのは、たいていの公営施設がそうだ。どうしてだろう。順番待ちの案内(並んで待っている場所)がある。私は並ぶのは構わないが、並ばれていたら落ち着かない気分になるだろう。

露天風呂は楽しみのひとつだが、ゴルフ帰りの若者のグループで占められていて、その反省談義がうるさく感じられたのは、ゴルフをしないものの僻みか^^;

ロビーは広くて、洒落た暖炉(ストーブ)があるのが目を引いた。冬場には火が入れられるのだろうか。
車で来ているのでビールを飲むわけにはいかず、飲んでいる若い連中を尻目に、早々に引き揚げた。
author:u-junpei, category:風呂巡り, 19:00
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風呂巡り 「湯乃庵」
 

太田市下浜田町、富士重工の西矢島工場の西隣りある民間の日帰り入泉施設。湯乃庵と「庵」の字をつけるくらいだから(?)、同様の他施設と比べるとこじんまりしている。

私が行ったのは平日の昼間だったせいか、客は少なく、内風呂も露天風呂もほとんど独り占め状態だった。

興味深かったのは、ロウリュウと称するもの。サウナ風呂の焼けた石に、アロマ入りの湯を柄杓でかける。蒸気があがったところを、大きなウチワ状のもので、サウナの客に向かって扇ぐ。熱風がとても熱くて温度が上がったように感じるのだが、実際にはいくらか下がっているそうだ。
これを2回するのだが、2回目はもっと熱く、汗が噴出す。3回目はやらない。これをやると、湿度が高くなりヤケドしてしまうのだという。

ロウリュウは日に4回する予定になっていて、私はその時間にうまく出くわして経験することが出来た。アロマの種類は変えるそうだが、私の時は『森林』だそうで、ヒノキの匂いだった。
ロウリュウをしている間は、サウナ室から退出が禁じられている。私は必死に我慢したのだが、何だかクセになりそうな・・・^^;
author:u-junpei, category:風呂巡り, 21:21
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風呂巡り 「ゆ〜らんど」


栃木県野木町の野木町健康センターは、「ゆ〜らんど」という愛称がつけられている。いわば公共の入浴施設で、町外居住者も利用することができる。

大浴場はさして広くはないが、露天風呂もある。温泉ではなく沸かし湯で、格別な特徴があるわけではないが、平日昼間でもけっこう入浴者がいた。定年を越えた人たち(?)のリピーターがあるようだ。
サウナ風呂があるが、狭くて5人くらいが定員のようだ。残念ながら、いっぱいのようだった。
うたせ湯があり、こちらは試してみた^^;

町内居住者は300円、それ以外は500円だが、古河市と加須市の人は300円で利用できる。野木町の隣市とはいえこの区別はなぜだろう?
毎週火曜日が休館。
author:u-junpei, category:風呂巡り, 19:19
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