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「ピカソ展」ゲルニカ[タピスリ]をめぐって (県立館林美術館)

 

ピカソの絵はいろいろと目にするが、私には端から「分からないもの」と思っていた。それが、館林美術館で「ピカソ展」をやっていると知っても、地元なのに腰が重くなっていた一番の理由だ。

だが、「ゲルニカ」の実物大のタピスリ(縦約3m×横約7m)が展示されているというからには、見るチャンスを逸するのはもったいない。それで、学芸員の解説会があることを知り、その日をスケジュールしていた。

 

それが先日のこと。駐車場がほぼ満杯なので、もしやと思ったら、やはり解説会は盛況で、6,70人はいただろう。平日2時からの催しのせいか、中高年の、それも女性が圧倒的に多い。女性は歳をとっても、美への意識が高いのかも知れない。解説の学芸員も30代くらいの女性だったのは、解説会が初めての私には意外だった。

 

男の鑑賞者が数人しかいなかったのは、たぶん、高齢でヒマがあっても、ピカソの絵ような「分からない」ものに時間を割くことは、ムダだとでも思っているに違いない。まあ、それは良く分かる。私を含め、高齢の男は腰も重くなる。

そういえば、展覧室の隅っこの椅子に腰掛けて、静かに見張ってる人は皆女性で、男がやっているのは見たことがない。なぜだろう。男はずっと腰掛けて見張るような忍耐力にも欠けるとか。

 

私は、解説を聞くことで、少しは理解が進むだろうと思ったのだが・・・「ゲルニカ」の意味すら知っていなかったのは、恥ずかしいといえば恥ずかしい。ちょっと検索でもすれば分かったはずだが、ゲルニカはスペインの都市の名前という事すら無知だったのだ。

 

解説を聞いたので、いっぱしのことは、私より無知の者に伝えられる・・・とは思うが、まあ、そんなことはしない。知ったかぶりは、私の美意識に反する。

それに、2100円のカタログ代をケチって、150円のポストカードにしたほどの者が何をか言わんだろう。

author:u-junpei, category:博物館・美術館, 21:42
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