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半夏生

 

今日は7月7日の「七夕」。七夕は五節句の1つで、和名は「たなばた」だが漢名では「しちせき」。なぜ「七夕」と書いて「たなばた」と読むのか。

 

以前は「たなばた」と読むことを、特に意に介していなかったが、このごろは気になったりする。もっと若いときから、そうしたことに拘りを持っていたら、大袈裟かもしれないが、もう少しマシな生き方をしていたかもしれない。

 

上の画像は我が家の「ハンゲショウ」だが、今頃の季節に地味な花が咲く。漢字では「半夏生」と書く。1年の真ん中7月1日は七十二候の「半夏生」といい、私はこの半夏生とハンゲショウを単純に結び付けていた。

 

ところが、半夏生は「半夏が生ずる」という意味だろうから、「馬から落馬する」の類と同じく、「半夏生が生ずる」というのは変だ。「半夏」という別物があると考えるのが正しいように思われる。

 

調べてみると、この半夏はカラスビシャク(烏柄杓)のことだそうだ。やはり、7月1日ころに見られ、この根茎を漢方で「半夏」というそうだ。

カラスビシャクはマムシグサと同じくサトイモ科で、ヘビの頭のような苞の形態はよく似ている。ただ残念ながら、マムシグサは山歩きでよく見ているのだがが、カラスビシャクは確認したことがない。

 

ちなみに、ハンゲショウは「半化粧」とも書く。白い葉が出て、これを化粧に見立てている。半は葉の半分が白くなるということだろうが、我が家のいくつかの株を見る限りでは、比率的に半分白くなると限らないようだ。

 

この白い葉は、ハンゲショウは虫媒花なので、虫に己の存在をアッピールするためにあるらしい。朝顔の葉緑体のない斑入りの葉とは異なる。

やがて白い「化粧」は落ちて、緑色になってくる。化粧する必要がなくなるからだろうが、なんだか、人生も同じような気がしないでもない。

author:u-junpei, category:雑記, 20:02
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