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吉祥草だって!!

 

彼岸花が草立ちになった隣に、葉の様子が里山でよく見る蛇の髭(ジャノヒゲ)に似た小さな一叢がある。それにしては不審で、あるいはハナニラかスイセンの仲間だろうと思っていた。

 

ここは北の路地に面して日当たりが悪く、切り枝の捨て場にしていたのだが、それを少し片付けようとして、ふと見ると、葉っぱに隠れて花らしきものがある。葉をかき分けると、紅紫色した5僂曚匹硫屬諒罎あった。

初めて見る花なので調べてみると、吉祥草だと知れたが、どうしてここに生えているのかは分からない。

 

吉祥草という名の由来は、その家に吉事があると花が開くのだという。むろん俗信だが、近頃は気が滅入りがちだったので嬉しくなった。

ちなみに、吉祥草はユリ科の仲間。

 

   草分けば吉祥草の隠れ咲く    嘆潤子

author:u-junpei, category:俳句, 19:09
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藤の実

 

藤棚にたくさんの藤の実の莢がぶら下がっている。形はソラマメの莢によく似ている。

ということは、中にある実も、食べられるだろうと思った。

ちなみに、藤もマメ科の植物。

 

 

黒い方が完熟した莢だが、そうでないものも、手で折ることが出来ないほど堅い。

もしかしたら、食にするには遅いのかも。

 

 

ナイフで切り開いてみると、黒くなった莢の中身は固く萎れていて、とても食べられる代物ではなかった。

上の画像は、青い方のもので、マーブルチョコくらいの大きさと形をしている。ソラマメの形を予想していたので意外だった。

 

まだ食べられそうなので、炒って試食。

味は・・・まあ、豆の味がする。不味くはないが美味くもない。酒のツマミにと密かな期待をしたが、これなら冷凍の枝豆のほうが良い。

 

調べてみると、藤の実は食べられはするが、有毒でもあるようだ。

たとえば、銀杏はたくさん食べると、小さな子どもなら死ぬほどの毒性がある。だが、藤の実はそれほどでもないらしい。大人なら、腹痛や下痢になるくらいだという。

 

私は、数粒食ったくらいだから、まず大丈夫だろうが・・・心なしか下腹が。

author:u-junpei, category:雑記, 20:30
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「タラの実」酒

 

先月中旬にタラの木に実が生っているのを、ブログに取り上げた。今になり、この後すぐに実を採取していればよかったと後悔した。

実は最初見たときより縮んでしまったのか、3ミリほどの大きさしかなく、1つ1つもぐのが面倒だ。

 

そしてなにより、洗って水分を乾かしていたら、もぞもぞ動く実がある。何だろうと良く見ると、木綿糸くらいの太さで、3,4mmくらいの白い虫がいる。それを5,6匹は取ったが、実の中に潜んでいるヤツは、他にもまだ確実にいるだろう。

 

 

よっぽど、果実酒にするのはあきらめて、捨ててしまおうかと思った。だが、タラの実の果実酒は初体験で、そちらの興味のほうが勝った。

 

まあ、この程度の虫なら、35度の焼酎に漬かっていたら融けてしまうだろうし、小さなハエか何かの蛆虫だろうから、人体に害はない・・・と思う。

他人に飲ませるときは、黙っていよう。

author:u-junpei, category:雑記, 18:00
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クモが逆さでいるワケ(その2)

 

以前、クモが網の中央で逆さになっいる理由を考察したことがある。

 

http://blog.kiriume.com/?eid=1223350

 

読み返してみると、もっともなことを書いている。

だが、真実のワケは、よりシンプルで、もっと当たり前なことかも知れない。

 

結論を言えば、クモが逆さでいる理由は、地球の『重力』のせいだろう。

 

それゆえ、いかに体重の軽いクモといえども、網の上方に移動するより、下方に移動する方がラクチンだ。

獲物が網に掛かったときの移動スピードも、当然ながら、下方移動の方が速い。

 

したがって、画像のジョロウグモが作る円形の網も、真円ではなく、やや下膨れのように下方が大きくなっている。その結果、彼女がいる円の中心は、網全体からみれば上方に位置している。

つまり、彼女は網の下方に獲物が掛かることを、あらかじめ想定して網を張っているのだ。それゆえ、獲物を待つには、最初から頭を下向きにしているのが合理的なのだ・・・仮説です。

author:u-junpei, category:雑記, 19:19
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気の毒な? 柿

 

私は今年は隣組の班長で、市の広報を配っていた際に発見!

ブロック塀の飾り穴の中で、大きくなった柿の実。狭い穴で扁平に変形しまっている。

木にたくさん生っている他の実をみると、百目柿のようだ。

 

こんな状態になってしまい、柿の実自身にとっては、気の毒と言うべきか、大きくなれてよかったと言うべきか・・・

かなりの偶然が重ならないと、このような珍現象は起きなかったはずで、その意味では、幸運と呼ぶべきだろうか。

 

以前、人工的に四角くした西瓜を見たことがある。縁起物で売られるというが、柿も同じように変形できるかも知れない。

案外と、高く売れたりして・・・

未見聞であるが、世の中広いから、既にそんな試みをした人がいるかも。

author:u-junpei, category:雑記, 19:19
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読評 「カゼヲキル」(増田明美 著)

 

図書館の書架を回っていたら、『増田明美』の著者名が目に飛び込んだ。背表紙が白なので、黒い印刷の著者名が目立っていた。

 

私は、マラソン解説者として有名な増田明美が、小説を書いているとは知らなかった。手に取り奥書を見て、間違いなく本人であることを確認したが、全3巻あるので借り出しをしばらく迷った。正直言えば、「シロウト」の小説だったら読んでも・・・と思った。「カゼヲキル」という片仮名の題名も、いかにもそれらしく思われた。

 

だが、マラソン解説者としての増田明美には、私は以前から好感をもっている。それで、まずは第1巻の「助走」だけを、試しに読むつもりで借りた。

 

この小説は、中学2年の山根美岬が主人公で、陸上競技を始めてまだ数ヶ月だが、荒削りながら抜群のバネとスピード力があるという設定だ。

 

私にとっては塾生や孫みたいな世代だが、読んでいて、美岬が成長していく様子に興味を持った。小説らしく色々な問題が生じるのだが、なにより美岬の明るい性格が良い。もちろん、落ち込んだり他の競技者を嫌いになるような多感な乙女でもある。

 

家族構成は、おしゃべりな祖母・専業農家の父母・運動はからしきだが成績優秀な弟がいる。彼等の描写は多少典型的な誇張表現があるものの、笑いが絶えない家庭の様子は好ましい。

 

小説の語り口は、TVでみる増田明美のそれで、物語としての構成力もある。若い人を対象にしたようで、私のような老齢では場違いかもと思ったが、結局、一気読みし、続編を借りることになった。

 

 

 

第2巻「激走」は高校生活から実業団に入るまで。第3巻「疾走」はマラソンのオリンピック代表選手に選考されるまで。

1巻から3巻まで通して、美岬の10年間にわたる選手生活が描かれる。

 

実際でも、マラソン選手というのは、いきなりマラソン競技に入るのではないようだ。世界に負けないスピード力をつけるために、短い距離から始め、3000mとか5000m、あるいは10000mなど、じっくり時間をかけて実力を養成するのだという。

 

著者が増田明美だからこそ描かれたシーンは多いと思われる。中でも高校駅伝や実業団駅伝の場面は、この小説の真骨頂だろう。

最近、女子実業団駅伝で、骨折して数百mを這って襷渡しをしたり、フラフラになり意識を失ってしまうようなことがあった。この小説でも、似たような事件があったりする。

 

物語のポイントとなるところでは、若いときに数々の記録を塗り替えた経歴のある、牧田明子というマラソン解説者が登場する。彼女はいわば、オリンピックで途中棄権という挫折経験もある著者自身なのだが、著者がふだん話しているような調子で、明子は美岬に声を掛けている。この雰囲気がいい。

 

また、この十年間という期間は、小説の表紙絵に表れている。第1巻のおかっぱで中学生のあどけないような顔立ちが、第2巻ではショートヘアの高校生らしく、そして第3巻では、オリンピックを目指す精悍な顔つきの女性へと描かれていて面白い。

 

各巻にある、著者の「あとがき」もいい。

特に3巻には、いかにも増田明美らしい、TV放送のマラソン解説などで聞くような、彼女をほうふつとする記述がある。

 

『美岬や恭子たちの活躍をきっかけに、一人でも多くの子どもたちが、陸上の長距離種目を志してくれることを願っています。そしてその子が選手になってマラソンや駅伝を走るようになり、私がテレビ中継で解説できたらうれしいな。「この本を読んで陸上を始めました」なんて選手用のアンケートに書いてくれたら、たっぷりコメントしますからね。』

 

「子供」と書かずに、「子ども」と表記しているのも、私には好感が持てる「あとがき」だった。

author:u-junpei, category:読評, 23:32
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落花生

 

落花生の就眠運動についてブログに書いた。

http://blog.kiriume.com/?eid=1223475

その後、黄色い小さな花が咲いたところまでは観察していた。

 

その花から糸(子房柄)が垂れて地中にもぐり、そこで結実していわゆる落花生ができる。ちゃんと出来ているかどうかは、外見ではもちろん分からない。

 

それを確かめるには、手引書では一部を掘って見るとあるが、私はほんの数株しか作ってないので、それをやっていたらなくなってしまう。

それで、葉が黄ばんできたら、たぶん出来ているだろうと放っていた。

 

もとより、落花生に適した地質ではなく、多くは期待できないと覚悟のうえであったが、塩茹でを楽しめる程度には収穫できたのは幸いだった。

author:u-junpei, category:雑記, 19:19
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タイワンホトトギス

 

今、我が家で盛りを迎えている花は、画像のタイワンホトトギス。台湾が自生地なので、杜鵑(ホトトギス)の名に台湾が冠されている。

日本にはいつごろ入ってきたのだろう。ネットで探したが、ざっと見る限りでは、これに触れているサイトは見つからなかった。

 

タイワンホトトギスも、十種はあるという日本固有種のホトトギスも、ユリ科に属している。

検索していたら、日本種のホトトギスにヤマジノホトトギスというのがあるが、これをミソハギ科としているサイトがあった。他はすべてユリ科としているので、おそらく間違いだろう。APG分類に触れているサイトもなかっので、ホトトギスの種類はすべてユリ科で良いのだろう。

 

ホトトギスの名前は、鳥のホトトギスの胸毛模様と似ているところから来ているという。だが、その鳥ホトトギスにある縞模様を見ても、似ているというほどでもなく、その由来はなんだかアヤシク思われる。それに、台湾ではタイワンホトトギスと呼んではいないだろう。

 

まあ、これは画像のタイワンホトトギスに、日本的ではないドキツサを見てしまうからであって、日本固有種の中には、もう少し控えめなのがあるのかも知れない。

 

あえて自説を言えば、正岡子規が鳥ホトトギスを表す「子規」を俳号に使ったのは、子規=肺結核との結びつきだった。血を吐けば、花ホトトギスの色合いになるかも知れない。

 

ホトトギスの英語名は、toad lily だそうだ。toadは「ヒキガエル・ガマ」、lilyは「ユリ」だから、模様感覚でいえば、むしろこちらのほうが真実をついているかもしれない。

 

ちなみに、花言葉には「秘めた意志」や「永遠にあなたのもの」とある。夏から秋と長く咲いているからという説明がなされていたが、なんだかこれもアヤシイ。私のところでは、咲きだしたのはついこの間だった。だが、あえて異論を唱えるつもりはない。

 

            血を吐いて西日に咲けりホトトギス    嘆潤子

author:u-junpei, category:雑記, 23:32
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龍勢ロケット

 

秩父市吉田にある椋神社の祭礼は「龍勢祭り」といい、奉納に龍勢と呼ばれるロケットを打ち上げる。

昨日の日曜日、それを見に出かけてきた。

 

上の画像は、そのロケットを発射台である櫓に運ぶところ。

奉納のロケットは耕地と呼ばれる集落ごとに伝統と工夫があり、それを競い合ってきたそうだ。現在は27流派あって、今年3月に国の重要無形民俗文化財に指定されたという。

 

 

龍勢ロケットは全長20mくらい。ロケット花火のように先頭に火薬筒がある。これを高さ25mの櫓に設置し、奉納の流派の口上が声高々と述べられたあと点火され、轟音をあげ白煙をひいて空高く飛んでいく。

 

 

打ち上げが成功すると、多くの笠や落下傘が放出され、ロケット本体も大きな落下傘で吊り下げられて、ゆっくりと下りてくる。

 

朝から15分ごとに30基が打ち上げられる。完全な成功率は、ずっと見てる訳ではないので断言できないが、私が見てた範囲では4、50%くらいだろうか。

去年の方が成功率が高かったように思う。昨日は小雨があったりして、その影響も多少あるのかもしれない。

 

だが、失敗しても、観客からは溜め息こそ漏れるが、それでも盛大な拍手がある。神様に捧げるご奉納であるし、口上者も詫びれず「来年がんばりま〜す」とか言うのも良い。

 

   轟音で龍翔け昇る秋の空    嘆潤子

 

author:u-junpei, category:雑記, 20:20
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タラの実

 

タラの木に花が咲いた。高い所にあるので、さほど関心がなかった。ところが、今日下から見上げると、実が黒ずんでいるようだった。それで、脚立にあがってよく見ると、ブルーベリーを小粒にしたような、直径5ミリほどの実が鈴なりになっている。

 

タラの芽は食用だから、実だって食べられるだろうと思った。だが、用心のため写真を撮るだけにした。

検索してみると、やはり食べられて、果実酒にもできるようだ。

 

タラの木は成長がとても早い。このまま放置すると、タラの芽摘みが出来ないほど高くなることが予想されたし、大きな羽状複葉の茂り方も尋常でなく、隣家との境界にあるので文句も言われそうだった。それで、目通しの辺りで一度切ったのだが、それでも以前にまして大きくなっている。

 

これまでにも花が咲いたことがあるのかもしれないが、大きな散房状に白い花が咲き、実を確認したのは今年が初めてだ。

ところが、花が咲いたのは1ヶ所だけだった。だから、果実酒を作れるほど実が採取できるか疑わしい。

様子見だと思っているのだが、どうやら小鳥がついばみに来ることもあるらしい。まあ、それならそれでもよいだろう。

author:u-junpei, category:雑記, 23:32
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